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zoom RSS 構造計算適合性判定員(2)

<<   作成日時 : 2007/04/08 23:13   >>

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新聞、インターネット等では、構造計算適合性判定員の試験(演習)の合格率が39%で、不合格率49%、残りが追試験となり建築構造の専門家としてこんなに合格率が低いのは問題であるというような、酷評的な内容の報道が目立つ。
しかし、実際に試験(演習)を受けた感想は以下ようなものであった。
【問題】
構造図、構造計算書が提示されている中で、間違いを見つけて記述しなさいという設問
 →・普段の実務では人の計算書や図面の間違い探しをしないため、こうしたことに慣れてな
   い。(勿論自己チェックは行う)
   ・設問が分かりにくく、間違い探しの着眼点がずれた場合は答えにたどり着かない。
   例えば、問題文の前半にかなりのボリュームの構造図がある。しかし、ここには一切間
   違いも無ければ直接解答には関係なく読み飛ばして差し支えない。
   だが、「この中にひょっとして間違いがあるのではないか」と考えてしまった人がいたなら
   ば大幅な時間のロスと解答にたどり着かない可能性が高い。
   ・構造設計者は計算することは強いが、間違い探し能力が高いわけではない。
構造計算適合性判定員には「間違い探し能力」が必要と言われればそれまでだが、合格率が低い理由は上記の様な要因もあると思っている。
【今後】
建築基準法の改正では、構造計算の相当細かい部分が制約を受ける事になる。
また、この制約をクリアーして経済的な構造物の設計とするためには、構造設計者だけの問題ではなく、意匠設計者や発注者がこうした建築基準法の改正とその影響について知って貰うことが重要である。
つまり、従来の建築物の設計のように意匠性や機能性が最優先されて、それを満足させるように構造設計者が四苦八苦するだけでは成り立たず、構造的なバランスを重視した計画でなければ経済的な設計にならないような法改正であるということを業界全体に浸透させる必要がある。
日本全国の建築構造設計者は「物申す構造屋」へ変革しなければならないと思う。

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