こうへいのちちの日記

アクセスカウンタ

zoom RSS リスクマネジメント

<<   作成日時 : 2007/11/30 23:29   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

らがーさんに、リスクマネジメントの想定問題の添削を受けている。
細かいところは全然青本を理解していないことがどんどん分かってきた。
かなりいい加減な論文を添削して頂いて申し訳なく思う。もっと勉強せねば・・・

ところで、過去の設計で発注者からクレームが来て、社内で騒ぎになっている。
内容は、公営住宅の外壁にコンクリートの乾燥収縮が主原因と思われるひび割れが発生した。
ひび割れ幅自体は0.05mm〜0.15mm程度とかなり微小であるが、風を伴った降雨時に室内側に漏水を生じるという状態だ。
住民が「これは設計ミスではないか?」、「ひび割れが入った状態で、地震が来たら建物は壊れるのではないか?」といったこと言い出している。
これはまさにリスクマネジメントではないか。

私が見たところ、ひび割れ自体は設計が悪くて入ったとは思えない。
発生時期とひび割れパターンから見て、まず間違いなく乾燥収縮ひび割れである。
部材厚が薄い建築構造物には宿命とも言える、ひび割れである。
では何が悪いかというと、設計時に発注者に対する説明責任が果されていなかった。
発注者とのリスクコミュニケーションがはかられていなかったということである。

当時、発注者はとにかく経済的な設計を行うことに固執していた。ひび割れ低減対策として鉄筋量の増加や壁厚を大きくすること、ひび割れが多少入っても目立たなくさせる工夫としてのひび割れ追従性のある塗装の採用などを提案したが、ことごとく「経済性」の前に不採用になってしまった。

あの時、発注者に「仕様を落とすことはひび割れ発生のリスクを高めますよ。」ということを十分に説明していなかったことが悔やまれる。

ひび割れ問題は技術的な問題に加えて主観的、感情的な側面が加わるため解決には時間がかかる。この先、頭が痛い・・・

でも実は、総監技術はとても身近なことなんですね〜と思ったりもした。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お邪魔しまーす。
先日からいろいろとありがとうございます。
「ひび割れ問題は技術的な問題に加えて主観的、感情的な側面が加わるため解決には時間がかかる。」
その通りですね。
最近、私の方でもひび割れの件で発注者からクレームがありました。
乾燥収縮のひび割れは、宿命みたいなものですよね。
でも、この辺の説明がなかなか難しいです。
もっと、勉強しなくては。
これからもいろいろとよろしくお願いします。
九州人
2007/12/01 19:16
九州人さん コメントありがとうございます。
想定質問はお役に立ちそうでしょうか?
コンクリートは難しいですよね。
コン診の部屋でも色々教えてください。
今後もよろしくお願いします。
こうへいのちち
2007/12/01 23:49

コメントする help

ニックネーム
本 文
  1. 無料アクセス解析
リスクマネジメント こうへいのちちの日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる